【Skeb】バディドラゴンのイラスト制作

2024年5月28日火曜日

Skeb

t f B! P L


こんにちは!かに玉子です。

今回はSkebにて、ドラゴンモチーフのオリジナルキャラクターのイラスト制作依頼を受けましたので、そのメイキングをご紹介いたします。

ついに複数人のイラストを任せていただきました。

色々と妄想しながら制作を進めていきます。

レッツゴーーー!!


ご要望の確認


(えっ、既に楽しいストーリーがある!)

キャラ達の生活シーンが想像できるような素敵なエピソードも交えて設定を教えていただきました。ありがとうございます。助かります^^

仲良くもあり、ライバルでもあり、お互いに信頼し合っている関係性がひしひしと伝わります。

え~~~~!どのシーンを描こうか??
きっとどのシーンでも楽しいよこの二人。

キャラの設定資料を用意して、スケッチに進みましょう!

スケッチとアイデア出し

(水を司るドラゴンのシーゲイザー。自信家。)

(炎を司るドラゴンのミック。優しい。)

まずはそれぞれのキャラクターのスケッチから。

二人とも立派な尻尾がいい。

ドラゴンの迫力が、このダイナミックな尻尾から伝わる。
できれば絶対画面内に収めたいと思いました。

デザインも流線形でなびくシルエットになっているから、アクションも絶対似合う。

二人の関係性をエピソード付きで教えていただけたので、色々なシーンを6パターンくらいは余裕で妄想できました。

シーゲイザーがミックにちょっかいをかけるけど、
結局トラブルになって「ごめーん」って謝って、
優しいミックは許してしまうとか、
大量のアイスを食べるシーゲイザーがミックに…

あ、進めますね。


(対の構図に惹かれるな~)

沢山の単語出しや殴り書きをして、イラストの構図を考えていきます。

この時点でアクション寄りに惹かれている私。




ラフ


(①高いところ ②落下 ③バディ!!!)

紙に書き出したアイデアをPCで整理します。

ラフを3パターン考えてみました。

①高いころ: 脅威から街を守る為、街を見下ろせるところにいるシーン(夜)
②落下: 敵を追いかけて街を縦横無尽に移動して戦う。とどめをさしにいく。余裕な二人。
③バディ!!!: 二人の信頼関係と強さを対になった構図で表現。

どれもいいな~とは思ったんですけど、③で今回は進めていきます!
二人ともをカッコよく描きたかったので^^


下書きと撮影


(ラフからミックの向きを変更、手も繋がせました)

ラフの時点ではミックはシーゲイザーの方を向いていなかったのですが、
よりバディ感を出すために向い合せにして手を繋ぐポーズにしました。

これを元に娘に撮影のお願いをします。



(シーゲイザーのポーズ)

(ミックの手)

(シーゲイザーの剣を持つ手)


(母と娘の共演。手を繋ぐ描写は難しいけど重要!)

今回は私も娘と手を繋いで左手を撮影しました^^

これを元に線画に進めます。


エフェクト


(シーゲイザー:水 ミック:炎)

今回自分の課題として、画面を盛り上げられるようなエフェクトの描写に力を入れたいと考えていました。

シーゲイザーは水、ミックは炎を司るドラゴンなので、ド派手にエフェクトを入れてそれぞれの力強さを表現していきます。

この段階ではエフェクトの流れを作っています。



最終的に水と炎の色は補色の関係になるようにしてシーゲイザーとミックのバディ感を高めています。


清書

撮影もバッチリ、エフェクトの流れも配色も決まった。

あとはひたすら手を進めるのみ!

今回は水と炎のスペクタクルショーになるように、ド派手に、きれいにを意識してまとめ上げていきました。

どう?????

(最強の二人!!!)

こんな二人の技食らったらひとたまりもないよ。

勝てる気しないよ。しかもまだ余裕そうだよ。

完敗です。

と描きながら思っていました。

最高の二人を描かせていただいてありがとうございました^^



Skebには以下のものを納品させていただいていますのでよろしくお願いします。
・PSDファイル
・背景を透過した画像
・各個人の透過画像
・エフェクトとリムライトを外した各個人の透過画像

配信やSNS等で利用されたいとのことでしたので、
ご自由にお好きなスタイルのものをお使いいただければと思います。



制作を終えて


今回はSkebで初の複数人イラストということで気合を入れて挑みました。

キャラ同士を接触させたり、バランスのいいポーズや配置を考えるのには、キャラ1体とは違った難しさがあり、いい勉強になりました。

写真資料には本当に助けられたな~過去何度もあきらめた手を繋ぐポーズが描けるなんて。



あとキャラクターデザインも設定も素敵で、既に世界観がしっかりと作られているので色々なラフパターンを思いつくことができました。

脳内ではキャラ同士が会話してたよ。

水と炎の描写もチャレンジできたので、今後も技を使っているシーンの描写に生かしていきたいです。

Stabbynessさん、素敵な機会をありがとうございました~!


かに玉子


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